○旧伊東伝左衛門家
 田ノ上八幡神社からのびる八幡馬場通りを南に下ると、西側に家老であった伊東伝左衛門の家があります。この建物は1856年に建てられたと伝えられています。道路から玄関までは階段になっており、その両側には2M以上もある石垣があります。
 南部は玄関の間、次の間、供侍の間、表座敷、奥座敷、茶の間、土間などにわかれており、主屋の南側には枯山水の庭園が広がっています。
 この家は飫肥杉でつくられており、床下は高く、南面に廊下があります。これらは後の飫肥住宅に見られるものです。屋根は元々かやぶきで、下屋根のみ飫肥瓦ぶきになっています。
 昭和59年(1984年)に日南信用金庫から市へ寄付され、昭和62年11月3日に、市指定文化財となりました。
 


















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