泰平踊 歌詞(本町組)

  千代の初めの一踊り    ちよのはじめのひとおどり

 松坂越えた ヤーサ    まつさかこえた やーさ
 
 祝え唱えやいざ倶に    いわえうたえやいざともに
 
 老も若きも押しなべて   おいもわかきもおしなべて
 
 声は四海に溢るまで    こえはしかいにあふるまで
 
 君の栄えを祝うべし    きみのさかえをいおうべし
 
 舞鶴城址を眺むれば    ぶかくじょうしをながむれば
 
 世は様々に変れども    よはさまざまにかわれども
 
 変らぬ操         かわらぬみさお
        
 常盤木の         ときわぎの
 
 松の梢の影高く      まつのこずえのかげたかく
 
 雲かと見しは紫の     くもかとみしはむらさきの
 
 色のゆかりの藤の花    いろのゆかりのふじのはな
 
 吹き添う風の音聞けば   ふきそうかぜのおときけば
 
 昔語るにさも似たり    むかしかたるにさもにたり
 
 心ゆかしく思うまま    こころゆかしくおもうまま
 
 宿の主に能く問えば    やどのあるじによくとえば
 
 頃は天正年間に      ころはてんしょうねんかんに
 
 智勇兼備の国主とて    ちゆうけんびのこくしゅとて
 
 勲功輝く報恩公      いさおかがやくほうおんこう
 
 国の礎 建てませし    くにのいしずえ たてませし
 
 其のみ恵みの深みどり   そのみめぐみのふかみどり
 
 朽ちぬ誉れの御稜威をば  くちぬほまれのみいつをば
 
 仰ぎて今日の御祭りに   あおぎてきょうのみまつりに
 
 仕えまつれる人々の    つかえまつれるひとびとの
 
 心の程をみそなはし    こころのほどをみそなはし
 
 尊霊の幸をかかぶりて   みたまのさちをかかぶりて
 
 尚ゆく先も恙なく     なおゆくさきもつつがなく
 
 送る月日の楽しさよ    おくるつきひのたのしさよ
 
 君よ千代ませ八千代ませ  きみよちよませやちよませ
 
 君の栄えを祈るなり    きみのさかえをいのるなり

  ※日南観光協会資料より


 





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